『豊臣兄弟!』ゆかりの地めぐり|大河ドラマ館3館と、秀吉・秀長兄弟の城をたどる

滋賀県長浜市の長浜城跡に建つ、天守の形をした長浜城歴史博物館 聖地巡礼

2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、豊臣秀吉の弟・秀長が主人公です。兄弟が生まれたとされる名古屋の中村、秀吉が初めて城を築いた滋賀の長浜、秀長が城主となった奈良の大和郡山の3か所には、それぞれ大河ドラマ館が開かれています。この記事では、3つの大河ドラマ館と、あわせて訪ねたい兄弟ゆかりの史跡を、公式の情報をもとに紹介します。

3つの大河ドラマ館

名古屋中村北近江長浜大和郡山
会場豊臣ミュージアム内(中村公園内)長浜別院 大通寺 総会所DMG MORI やまと郡山城ホール 1階 展示室
住所名古屋市中村区中村町木下屋敷23-1滋賀県長浜市元浜町32-9奈良県大和郡山市北郡山町211-3
開館期間2026年1月24日〜2027年1月11日2026年2月1日〜2026年12月20日2026年3月2日〜2027年1月22日
開館時間9:00〜17:00(最終入館16:30)9:00〜17:00(最終入館16:30)10:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日原則無休原則無休11月17日・24日、12月1日、12月28日〜2027年1月4日
入館料(大人)800円(当日券)600円600円
アクセス地下鉄東山線「中村公園」駅 3番出口から徒歩約10分JR長浜駅から徒歩10分バス停「やまと郡山城ホール」
2026年11月7日に各館の公式サイトで確認した情報です。臨時休館や変更があるので、訪ねる前に公式サイトで確認してください。

3館に入れる共通券(大人1,500円)は、販売期間が2026年11月30日までと案内されています。また、北近江長浜の大河ドラマ館は、ほかの2館より早く2026年12月20日に閉館するので、3館を巡るなら長浜を先に予定に入れておくと安心です。

名古屋・中村 ― 兄弟が生まれたとされる地

名古屋市中村区の豊國神社の境内にある、豊臣秀吉の誕生の地を示す石碑
豊公誕生之地碑(名古屋市中村区)。写真: Bariston / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

名古屋市中村区は、秀吉と秀長の兄弟が生まれたとされる場所です。中村公園は、秀吉の誕生を記念して明治18年(1885年)に建てられた豊國神社を中心に整えられた公園で、豊國神社は秀吉を祀っています。公園の中には、大河ドラマ館が入る「豊臣ミュージアム」や、入場無料の「名古屋市秀吉清正記念館」もあります。

  • 豊國神社:8:30〜16:30、参拝無料。地下鉄東山線「中村公園」駅 3番出口から徒歩10分
  • 中村公園:園内は自由に散策できます。地下鉄東山線「中村公園」駅 3番出口から徒歩7分

北近江・長浜 ― 秀吉が初めて築いた城

滋賀県長浜市の長浜城跡に建つ、天守の形をした長浜城歴史博物館
長浜城跡に建つ長浜城歴史博物館。写真: 663highland / CC BY 2.5 / Wikimedia Commons

長浜城は、羽柴(のちの豊臣)秀吉が築いた城です。長浜城歴史博物館によると、天正3年の秋ごろに城が完成すると、秀吉は地名を「今浜」から「長浜」に改め、天正10年(1582年)まで居城としました。今の長浜城歴史博物館は、この長浜城跡(長浜市指定史跡)に建っています。大河ドラマ館は、長浜駅の近くの長浜別院 大通寺にあります。

  • 長浜城歴史博物館:9:00〜17:00(受付は16:30まで)、月曜休館(祝日・休日の場合は翌平日)、大人500円。JR長浜駅から徒歩7分

大和郡山 ― 秀長が城主となった城と、眠る場所

奈良県大和郡山市の郡山城跡の石垣と櫓、そばを走る近鉄の特急電車
郡山城跡と近鉄電車(奈良県大和郡山市)。写真: inunami / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons

秀吉が関白になると、秀長は大和・和泉・紀伊を治めることになり、天正13年(1585年)に郡山城に入りました。秀長は城を大規模に整え、大和郡山市は、郡山城は秀長の時代にほぼ完成したと紹介しています。秀長は天正19年(1591年)に郡山城で亡くなりました。大和郡山には、秀長ゆかりの場所が今も残っています。

  • 郡山城跡:「郡山城跡公園」として整えられ、散策道や天守台の展望施設があります。近鉄郡山駅から徒歩約7〜8分
  • 春岳院:秀長の菩提寺で、秀長の位牌があります
  • 大納言塚:秀長の墓で、大和郡山市の指定史跡です。毎年4月22日に「大納言祭」が行われます

春岳院と大納言塚の拝観・見学については、訪ねる前に大和郡山市の観光案内などで確認してください。

回り方の目安

名古屋・長浜・大和郡山は離れているので、1日で3か所を回るのは大変です。1日に1か所ずつ、大河ドラマ館とその近くの史跡を組み合わせるのがおすすめです。名古屋では中村公園の中に豊國神社と大河ドラマ館が、長浜では長浜駅の近くに大河ドラマ館と長浜城歴史博物館が、大和郡山では近鉄郡山駅から歩ける範囲に郡山城跡があります。秀吉の天下の城・大坂城もあわせて訪ねると、兄弟の歩みがつながって見えてきます。

秀吉の天下の城・大阪城の歴史と見どころは、次のページで紹介しています。

ドラマを見返すなら

『豊臣兄弟!』は、U-NEXT の NHK パックで配信されています(2026年11月7日時点)。大坂城や豊臣家が出てくるほかのドラマ・映画・アニメと、見られる動画配信は、下のページにまとめています。

秀長をもっと知るための本

秀長の生涯を描いた堺屋太一の歴史小説『豊臣秀長 ある補佐役の生涯』や、豊臣の大坂城を知る本を、書籍のページで紹介しています。

よくある質問

大河ドラマ館はいつまで開いていますか?

名古屋中村は2027年1月11日まで、北近江長浜は2026年12月20日まで、大和郡山は2027年1月22日までです(各館の公式サイト、2026年11月7日確認)。

秀長のお墓はどこにありますか?

奈良県大和郡山市の「大納言塚」が秀長の墓です。秀長は天正19年(1591年)に郡山城で亡くなり、ここに葬られました。

秀吉と秀長はどこで生まれたのですか?

今の名古屋市中村区で生まれたとされています。中村公園の豊國神社の境内には「豊公誕生之地」の碑があります。

出典・参考

(いずれも2026年11月7日に閲覧)

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